1960年代~
キャブの歴史
1960年代~
自社工場の操業を開始 “ミリタリーのキャブ”の前身
「キャブ・カストロコート」の大ヒット
1965年 | 愛知県みよし市に自社工場を建設(旧:愛知県三好町) |
---|---|
1970年 | 「キャブ・カストロコート」が大ヒット |
「キャブ・カストロコート」の誕生
1960年代に入り、アメリカ軍放出品の供給が減ってきたことを受けて、わたしたちはオリジナル製品の生産を本格化しました。
当時、米軍が使用していたジャケットやコートは当時の日本製品と比較にならないほど高品質・高機能でした。
わたしたちはこれら米国製品の品質を厳格に規定する米国軍規格(Mil-Spec.(ミルスペック):米国における軍用品の調達規格の総称、とりわけ米国国防総省が規定する装備品の耐久性能に関する規格の通称)を入手し研究。
実物を多く分解して、製法を特定しました。
これらの探求心が高品質高機能を誇るキャブオリジナルウェアの原点であり、この頃の国内量産化の成功が一般消費者のみなさまに当社製品を幅広くご利用いただくきっかけとなりました。
それら大きな流れを受けて誕生したのが「キャブ・カストロコート」。
米軍の極寒地用フライトジャケットを参考に開発したこのアイテムは大ヒットしました。
現在でも「カストロコート」といえば防寒用アウターを指す言葉として使われているほどです。
1965年、名古屋市紳士服縫製団地内に「辻喜八郎商店 三好工場」として自社工場を開業。
防寒作業着などを主に製造していました。
この頃よりワーキング系作業着や本格的なミリタリー製品の量産に向かい始めました。
これら60年代の経験が、後の“ミリタリーのキャブ”というイメージを誕生させる大きな礎となりました。
そして1970年代半ば、中国大陸においてカットソーの生産を開始。
この頃の生産背景が今日の「United Athle(ユナイテッドアスレ)」の基盤となるのです。
キャブ・カストロコート
キャブカストロ防寒服と
BIGSTONEの文字が店の入口に
BIGSTONEの文字が店の入口に
辻喜八郎商店 三好工場