1980年代~
キャブの歴史
1980年代~
ミリタリーマーケットへの参入
アパレルメーカーとして駆け抜けた時代
1982年 | 「株式会社 辻 喜八郎商店」へ改組 |
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1983年 | キャブ株式会社〔C.A.B. Co, Ltd.〕へ社名変更 |
1995年 | ミリタリーブランド「C.A.B. CLOTHING(キャブクロージング)」を立ち上げ |
1997年 | アメリカ、ラスベガスの展示会「マジック(MAGIC)」に出展(1回目) |
1998年 | アメリカ、ラスベガスの展示会「マジック(MAGIC)」に出展(2回目) 「United Athle(ユナイテッドアスレ)」商標登録 |
1999年 | フランス、パリの展示会「セム・ショー」に出展 |
ミリタリーブランド
「C.A.B. CLOTHING(キャブ クロージング)」の誕生
米軍フライトジャケットやカストロコートの流れを受けて開発されたのが、今日でも当社の代名詞であるミリタリーブランド「C.A.B. CLOTHING(キャブクロージング)」です。
米軍放出品の取り扱いを行っていた創業当時の経験やノウハウを活かし、ミリタリー製品のレプリカ製造を開始。
当時のミリタリーブームを牽引する企業の一つとなったのです。
ミリタリー製品を製造するにあたっては、アメリカでデッドストック(売れ残り品、長期間倉庫に置かれていた商品)や、サープラス(軍の放出品)の買い付けを行い参考にしました。
ナイロン製フライトジャケットに至っては、当時、日本では既に一般的に出回らなくなっていた“66ナイロン”(アメリカ・デュポン社が開発した高分子ポリアミド系合成繊維)を原反メーカー協力のもと復元。
技術の進歩にともなって昔の製法が消えつつあるなか、オリジナル通りの生地・パーツなどの素材の開発には時間だけでなく、コストもかかりました。
しかし、お客様に愛着をもって長くご着用いただきたいという想いから、妥協はしませんでした。
ついには“ミリタリーのキャブ”としての確固たる地位を確立し、本格レプリカをお手頃な価格で供給できる唯一無二のアパレルメーカーとして成長したのです。
同時期には、ラスベガスの展示会「マジック(MAGIC)」やフランス、パリの展示会「セム・ショー」に出展をしました。